
6日の参院厚生労働委員会で公明党の渡辺孝男氏は、乳がんなどの治療後の後遺症で、腕や足がむくむリンパ浮腫の治療について、「公明党の主張により保険適用が検討されている」と述べた上で、リンパ浮腫の予防や治療に欠かせない弾性サポーターなどに対する保険適用の検討状況を聞いた。
舛添要一厚労相は「リンパ浮腫は発症防止が重要だ。現在、診療報酬改定を審議している中央社会保険医療協議会の結論を踏まえ、(保険の適用は)2008年度の診療報酬改定に反映させていきたい」と述べた。
また、渡辺氏は国の「がん対策推進基本計画」が6月に閣議決定されたことを踏まえ、「同基本計画の中では放射線治療と緩和ケアの推進が重要だ」と述べるとともに、治療の質を向上させるために、「特に放射線治療が遅れている。専門医の養成が急務だ」と指摘した。
一方、渡辺氏は、民主党が参院に提出している特定肝炎対策緊急措置法案について、提案者である民主党側に対し、治療を行う医療機関の考え方について、同法案が示している医療機関の認定基準に触れ、「過疎地域対策などのシミュレーションが必要ではないか」と述べた。
B、C型肝炎患者の治療費に公的助成を行う肝炎対策基本法案については、自民、公明の両党が既に衆院に同法案を提出している。渡辺氏は「(与党と民主で)よりよい解決をめざした法案審議をしていきたい」と述べた。
(写真、記事:公明新聞2007年12月7日付)
http://www.komei.or.jp/news/2007/1207/

